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2012年10月17日 (水)

富士山2 宝永山経由で下山

2012年9月1日
・・・富士山1 富士宮ルートで山頂へ より続く

富士山頂の碑の後ろに丸っこい形の塔が見えますが・・・
Fuji1247

こちらは富士山頂電子基準点です。GPSを使って地殻変動などを監視するため国土地理院が設置したものです。(富士山頂の三角点は3,775.6m、そのその後ろにある岩峰が日本一の高さの場所で3,776m、こちらの電子基準点は塔になっているので3,777.5mなのです)
Fuji1249

・・・なんて見ていたら一気にガスが出てきました。山頂到着まで晴れていてラッキーでした。展望も無いのにお鉢廻りをしても楽しくないので、早々に下山することにしました。
Fuji1250

奥宮に戻った頃には雨が降り出しました。さっさと雨具を着て下山準備しますが、ビニールポンチョ等を着ている方の多い事!かなりの驚きでした。季節外れの雪が降ったらどうするのだろう??
Fuji1251

富士宮ルートは登山道と下山道が一緒のため、今晩泊りの登山者が多いと渋滞が想定されるので、帰路は途中まで御殿場ルートを使い、宝永山経由で下山することにしました。
Fuji1252

富士宮口ルートと違って人がいません・・・
Fuji1253

雨とガスの中を下りだすと・・・
Fuji1254

おや?晴れました。
Fuji1255

七合九勺 赤岩八合館(3,300m)に到着。
Fuji1256

ふあーっと晴れたりガスが出たり、安定しない天気です。ここで雨合羽を脱ぎました。眼下に次の山小屋が見えています。
Fuji1257

七合五勺 砂走館(3,120m) 赤岩八合館の姉妹店らしいです。
Fuji1258

御殿場ルートは歩きやすい道が多く、下りに使うのは足に優しくていいなぁ、と思いました。
Fuji1259
「御殿場口」という標識がありますが、今は「御殿場ルート」が正しい呼び名なのです。『富士山における標識類のあり方ガイドライン』(2010/3)という決め事の中で、山梨・静岡両県での統一が図られたそうです。富士宮側からの登山については、従来の呼称がそれぞれ、「富士宮口登山道」→「富士宮ルート」、「富士宮口新五合目」→「富士宮口五合目」、「富士宮口頂上」→「富士宮口山頂」と表記されるルールになっています。古い情報では"富士宮口新五合目"とか書かれた状態なので気を付けましょう。

七合四勺 わらじ館(3,050m)到着。パン等も持ってきてはいますが、せかっくなのでカレーを頂きました。ご飯も沢山で美味。
Fuji1260

七合目 日の出館(3,040m)です。こちらは休業中。吉田ルート七合目にも同名の山小屋があるみたいでややこしいです。
Fuji1261

進路を大砂走りにとります。
Fuji1262

宝永火口経由富士宮口五合目へ戻るルートを見送って、少し大砂走りを楽しむ事にしました。
Fuji1263

ザックを背負ったまま、一歩2~3mでガシガシ走りました。膝は痛くならないし、これは最高!おまけに人もいないし、先ほどの雨で砂が湿気っているので砂埃も起こりません。
Fuji1264

途中から宝永山に向けて進路をとります。ここらでまた雨が降ってきました。再度雨具着用。
Fuji1265

宝永山への分岐です。
Fuji1266

宝永山に向けて尾根道(馬の背)を進みます。こう見えて、結構強い風雨が東側から吹き付けていました。
Fuji1267

宝永山(2,693m)に到着です。視界無し!
Fuji1268

続いて宝永火口に向かいますが、ガスで道筋も判りにくいです。
Fuji1269

・・・と、思ったらまたガスがとれました。眼下に宝永火口が雄大です。
Fuji1270

こちらは宝永火口の北側斜面です。規模がデカイです。
Fuji1271

先ほどまではガスに覆われていた馬の背の尾根も見えてきました。(正面)
Fuji1272

富士宮ルートを望遠で覗いてみると・・・うわsign01数珠つなぎで人が登っています。向こうを下らなくて大正解でした。
Fuji1274

しばらく景色を眺めていると富士山頂まで姿を現しました。真ん中から下の部分が宝永第一火口です。
Fuji1275

山頂方面を望遠で見てみると、、、こちらも沢山の人が登っています。天気良くなくなっているのに、、、登るんだ・・・coldsweats01
Fuji1276

宝永火口の上の方に岩脈が見えますが、十二薬師岩脈群という名前がついています。
Fuji1277

宝永山もくっきり見えるようになりました。宝永山の直下にある赤岩は、宝永噴火によって山体内部から押し上げられた古富士火山の地層だそうです。
Fuji1278

麓の方も晴れてきました。
Fuji1279

ここからは富士山自然休養林歩道を通り駐車場に戻ります。一日中殺風景な景色の中を歩いていたので、自然林の中をのんびり歩くのは気持ちがよいです。
Fuji1280

林の中なので、お花も随所に咲いていました。メイゲツソウ(別名ベニイタドリ(紅虎杖))の紅色が鮮やかです。
Fuji1281

キオン(黄苑)の鮮やかさも眩しいです。
Fuji1283

富士宮側は海から湿気った空気がぶつかるからでしょうか・・・結構色々なお花が咲いていました。さすが高山地帯です。
Fuji1284

早朝3時半に着いたのに、車を止められたのは富士宮口駐車場から3.2キロも下でした。このコンクリート道下りが一番キツかったです。車まではマダマダです。ガスが出て日差しが無いのが救い・・・
Fuji1285

車に戻ってちょっと昼寝して帰路につきました。駐車場から4キロ下のこの辺りまで路駐の最後尾が来ていました。富士山恐るべし・・・
Fuji1286

最後に・・・今回歩いた富士山地名の位置関係を。
Fuji1200
(水ヶ塚公園より10/14撮影の図)

おしまい。

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コメント

私とは逆のパターンだったんですね
頂上に着くまで何も見えず。
着いてから回復してきましたから

富士山なめてかかってる人が多いのには驚きますよね
私が登ったときも、一つの団体は、とっても軽装で、ザックも背負わず、中には水すら漏ってない人も居て、
小屋に泊まると言うから驚きました
添乗員を疑いましたよ

富士宮ルートもなかなかの混雑なんですね
さすがあひるさん、判断が的確
あの人の列の中を下ったら・・・

富士宮ルートは、前から気になっていて
今回も、そちらを登りたかったんだけど
誘ってくれた友が、
あまり良い顔しなかったのでやめました
もし次回登ることになったら、
このルートと思ってます

投稿: よしくに | 2012年10月18日 (木) 05時57分

■よしくにさん、こんにちは。
本当に富士山の登山者(もどき?)にはビックリしました。
ウワサには聞いていましたが真実だったとは・・・
添乗員も"危険もある高山である"
という意識が希薄なのでしょうね。
高尾山行ったので次は富士山来てしまった、、、みたいなcoldsweats01

富士宮ルートしか知らない私ですが、
このルートは結構オススメなのかもしれません。
復路に違う雰囲気のルートをとれるのもGoodです!

投稿: あひる→よしくにさん | 2012年10月29日 (月) 01時44分

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