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2009年11月17日 (火)

戸隠山 山行記

10月31日早朝 戸隠奥社の駐車場にて目指す戸隠山を望みます。今日は総勢10人での戸隠連峰表山(←八方睨~戸隠山~九頭龍山~一不動を含む山塊を表山と言うそうです)日帰り登山です。しかし10人って、、、大人数・・・どうなりますことか・・・
※写真はクリックすると640*480pixの大きさで開きます。
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ちょっとひんやりと冷え込んだ朝、戸隠神社奥社までの参道を行きます。
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随神門を過ぎて、杉並木を行きます。奥社まではちょうどよいウオーミングアップです。
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紅葉も良い感じです。
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奥社から八方睨のピークまでは「蟻の戸渡り、剣の刃渡り」で有名なナイフリッジを通過するコースです。「あなたの生命はあなた自身が守ってください。」・・・肝に銘じます。
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鋸の歯のような稜線です。奥社からは550m程の標高差を登ります。
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出だしから急斜面が続きます。
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たいした標高差では無いですが、ひたすら急登・・・・・・
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奥社から樹林帯を50分程登ると岸壁にぶち当たりました。
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出合った岩屋が五十間長屋。一間=6尺≒1.8mなので、五十間=90m、、、ちょっと短いかなと感じながら進路を逆手、岸壁の左にとります。
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続いて現れる百間長屋、確かにそこそこの長さがある岩屋です。落石が気になるイヤなコースです。(振り返って撮影してます)
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遠くには後立山の山並みが見えていました。
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天狗の露路という支尾根に向けての、最初の長い鎖場。私たちのグループは良いのですが、抜いていった方が石を落とす落とす・・・雑な歩きは落石を誘発するので気をつけて頂きたいものです。
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続いて、鎖登り+トラバース+鎖登りのミックス(?)斜面です。
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標高1,780m程まで登ってきました。青空がなんとも気持ち良いです。稜線まではあと100m程、ますます岩石度が増した岩尾根をいきます。
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戸隠連峰最南部の西岳、本院岳を望みます。
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続いて現れる胸突き岩。ほぼ垂直に近い斜面を鎖に助けられて登り最後は斜行します。
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上部から下を見た図。斜度は70度程・・・(^^;
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ちょいと回り込むと、せまい岩尾根、蟻の戸渡りが眼前に姿を現しました。既に先行するたけ(夫)さんが戸渡り上を偵察中。ちょっと高度感じがつかみにくいので、もう少し大きめの画像も用意しました。進路左手は垂直に切れ落ちた絶壁です。
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蟻の戸渡りの登り口です。
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たけ(夫)さんがお助けザイルをフィックス。イザという時に備えて頂きました。
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確かに高度感のある細~い岩尾根です。高度に対する恐怖心は人それぞれ千差万別なので、まずは通って実感されるのが良いですね。 (あひる的には、、、うーん、まぁこんなもんか、、、程度の感じでした。妙義山の方が上かと・・・それでも細心の注意で進みます。)
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上の写真で後方に見えているピークが八方睨。そこまではあと一登りです。Togakushi24

八方睨から見下ろした「蟻の戸渡り」「剣の刃渡り」。こうやって見ると確かに細い・・・あの細い岩稜が残っている事がむしろ不思議です。
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戸隠連峰の稜線上、八方睨(1,900m)に着きました。雪を頂いた槍ヶ岳も見えた好天です。
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すぐ北に見える高妻山(2,352.8m)は富士山のような綺麗な円錐形をしています。こちらは戸隠連峰の裏山と言われる山塊です。Togakushi26

しばらく休憩の後、食事場所を求めて戸隠山方面に移動です。
途中から振りかえった「蟻の戸渡り」「剣の刃渡り」。薄い板っきれのようです。
Togakushi28

10分少々で戸隠山に到着。10人で食事するスペースは無しbearing。さらに先へ進む事にしました。
Togakushi29

先ほどいた八方睨のピークです。
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戸隠山山頂です。1,911mとありますが、地図では1,904m。おまけにこの地点は地図にある戸隠山山頂より若干南のポイントなのです。
Togakushi31
※GPSのトラック図です。人の形のアイコンがある場所がこのポイントです。山頂が移ったのかな??疑問???
Togakushipeak
赤い線はGPSで録った私のトラックデータです。(カシミール3D山旅倶楽部の山旅地図を利用しています。GPSはGARMIN社のeTrexVISTA HCxを使用)

戸隠連峰の稜線は片側がスッパリ切れ落ちた空中回廊状態。かなりの高度感が味わえます。先を行くのは最近よくご一緒する寅次郎さんです。
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かと思えばグチャグチャの泥斜面の下りを立木に助けられながら下る事幾多・・・「戸渡り」よりこちらの方がイヤだったなぁ・・・
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そしてまた空中回廊。
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展望は雄大です。向かい側には飯綱山。その手前斜面には戸隠スキー場が見えています。眼下には奥社駐車場から戸隠神社奥社に伸びる参道、右隅に見えているのは鏡池です。
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そんな訳で皆展望を楽しみながらしばしの稜線漫歩です。向こうで指さししているのは三鷹のあなぐまさん。
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笹の斜面を登ったり・・・ギザギザの稜線なのでアップダウンが多いのです。
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吸い込まれそうな急斜面・・・
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戸隠山から歩くこと45分。九頭龍山の手前でやっと食事スペースを発見。少し広がった登山道脇に並んで昼食タイムです。
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寅次郎さんが持ってきてくださった焼き饅頭。これ絶品です!火を通して頂いて温かさもGOOD。いつもありがとうございます。
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1時間程の昼休みをとって、13時ちょい前に出発。
しばらく進み眼前に見えてきたのは屏風岩です。
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今日最後の激急斜面。食後の運動は応えます。
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しばらく下ると一不動の避難小屋です。
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ここからは沢沿いに戸隠牧場まで下ります。
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途中、不動滝の脇を鎖で下ったり・・・
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巨大な一枚岩(帯岩)をトラバースしたり・・・
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足場の悪い沢を渡渉したり・・・
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滑滝脇を鎖に助けられて下ったり・・・
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一不動から1時間10分程下ると沢もほぼ平坦に近くなり・・・
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やがて戸隠牧場内の道に変わりました。ゆったりとクールダウンです。Togakushi51
今日は10月31日ハロウィーン。美穂高さんがカボチャのお菓子をもってきてくれました。

戸隠の山とカボチャに見送られて、今日の登山も終了です。
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・・・・・・
この後、、、戸隠牧場まで遠路駆けつけてくれたひゃあひゃあさん一家も合流して、長野のきときと寿しで2次会となりました。
まぁ、よく食べたこと・・・happy02
Togakushi53
ご一緒した皆さん、そして企画して下さった美穂高さん、たけさん、ありがとうございました。 

おしまい。

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コメント

山行の様子が手に取るようで、
楽しませていただきました
いや~それにしても
戸隠もすさまじいコースですね
アクセスに時間がかかるので、
あまり頭になかった山ですが
ここも又行きたくなりました
でも、単独ではちょっとまずいかな?
良いお仲間がいて最高ですね

GPSをしっかり使いこなしてるのですね
私は使いこなせないような気がして
まだ手に取ったこともなかったです
やはりあると安心ですか?

投稿: くに | 2009年11月18日 (水) 06時57分

■くにさん、こんにちは。
私も戸隠は初めて行きましたか、長野駅からのアクセスは意外と良いです。手軽に楽しむには良いところかもしれません。
くにさんなら単独でも問題は無いと思います。核心部分は、怖かったら尾根をまたいで座って進んで行けばよろしいかと・・・(現にそうしている方は沢山いらっしゃいました)

GPSとはもう10年以上付き合っているので一応は使いこなせます。
基本は地図と磁石ですが、雨でガスの時で且つバリエーションルートでは絶大な効果を発揮します。夏に北穂東稜から山頂を目指した際、一時見事にガスに巻かれましたが北穂の山頂方向を的確に示してくれました。また帰宅後にコースタイムを算出したり、デジカメ写真の撮影地点を地図上に自動的に配置するなど色々な活用が出来ます。

投稿: あひる | 2009年11月19日 (木) 01時12分

戸隠でも、どうもお世話になりました。
この日も天気が良く、すごく楽しかったですね。(笑)
僅か3週間前なのに、かなり昔のような気がします。
最近冬みたいに寒いからですかね?
また次回山行でもよろしくお願いします。

投稿: 寅次郎 | 2009年11月20日 (金) 22時17分

■寅次郎さん、こんにちは。
そうですね、なんかだいぶ昔のように感じられます。
各地のライブカメラを見ても
ヤマはすっかり冬の装いですね。
寅次郎さん、昨年春頃(?)に購入された
冬用品が今年は活躍でしょうかhappy02
また是非よろしくお願いします。

投稿: あひる | 2009年11月22日 (日) 08時59分

わ~い、アップされたぁ~happy02&わ~い、やっと遊びに来れたぁ~coldsweats01

なんだか本当に忙しくって、やらなきゃならん事と考えなきゃならん事で頭がいっぱいいっぱいでグルグルだよ・・・weep
いろいろあり過ぎて、この戸隠もなんだか遠い昔のことのように感じます。(哀)

それにしても、本当に楽しかったですね!お天気にも参加メンバーにも恵まれて、言うことナシ!たまにはこうしてワイワイと行く山歩きもいいもんです。アフター登山も、これまた素晴らしいチームワークでしたね。「チーム・モンブラン」グッドジョブです!(笑)寅次郎さんのところでも書きましたが、どうやら我々はきときと長野に新記録を作っちゃったみたいですよ。あのお部屋に12人も入ったの初めてなんですって!(爆)なんとも賑やかで、美味し楽しい一時をありがとうございました。

さて、はたして第三弾はあるのかっ?!いつ、どこでっ?!?!ま~ったく予定は未定ですが、とりあえず楽しみにしております。(笑)またよろしくね。

そうそう、今年こそお約束の早月に行きましょうよ。寅次郎さんはその先までズズズイ~っと行きたいんだって。私はこの10月に「裏」まで行ってきたけど、仙人池はもちろんのこと、池の平からの八ツ峰はカッコ良かったよぉ~!lovely
まぁその前に、一度くらいは雪景色の中でご一緒できるといいですね!

投稿: 美穂高 | 2009年11月27日 (金) 00時53分

■美穂高さん、こんにちは。
お仕事お疲れ様です。
Blogユルユルと作成しました。やっと寄って頂けて良かったですhappy01
ちょうど雪がやってくる直前のワンポイントsun晴天での山行でしたね。運の良さを感じる山歩きでした。また誰も怪我もせず下山出来て良かったですconfident
それにしても「ツアー」並みの大所帯でしたね(笑)

きときとは詰め込みすぎです(爆)。最初はどうなる事かと思いましたcoldsweats01。でも皆さん満足出来るまで食べられて良かったですね。

第三弾、、、う~む恒例行事化ですね。
その節は是非よろしく願います。

早月いいですねー。7月半ば過ぎの梅雨明けが狙い目でしょうか?そもそも劔岳に登った事無いので行ってみたいです。寅次郎さんの言う"その先"とは北方稜線の事でしょうか?

気づけばユキのシーズンですね。
ではまたfuji東天狗の山頂でお会いしましょう!

投稿: あひる | 2009年11月29日 (日) 23時51分

あひるさん、こんばんは。
戸隠山のレポありがとうございました!
今頃のコメントになってしまいすみませんm(_ _)m
くにさんが仰るとおり手に取るような詳しいレポ。
楽しかった1日を思い出しながら拝見させていただきました。
また、アルバムもよかったです~
歩く位置によって見えるものが違うのですね。
最後の一枚、新幹線での写真は予想通りでした(笑)
また、モンブランのお店も素敵な店だったのですね。
これからは雪山シーズンですね。
山スキーご一緒できる機会があればいいですね。
関東支部第三弾もよろしくお願いします。

投稿: たけ(妻) | 2009年12月13日 (日) 17時43分

■たけ(妻)さん、こんにちは。
こちらこそ、レポの作成が遅れまして失礼しました。
Blogの記事は載りっぱなしですから、
いつでも読み返して思ひ出に浸って下さいhappy01
(オンラインアルバムはそのうちこっそり消えていると思います)
寅次郎さんも沢山撮られるので、ワタシと寅次郎さんが
前後に離れていると逆の視点のレポが出来て
面白かったりするのです。

最後の一枚は、、、東京駅着く直前だったと思います。
お約束でしょうか(笑)

スキーね・・・最近誘惑が多く、買いたいなぁ・・・
と思う今日この頃なのです
うーーーーーbearing

投稿: あひる | 2009年12月16日 (水) 00時27分

戸隠山と妙義山、興味深く拝見致しました。
趣味で山岳映像やってます。
愛TVながの(インターネットTV)で戸隠山と妙義山の私の制作しましたガイドビデオがご覧頂けます。
是非、ご覧下さい。

投稿: 吉野和彦 | 2010年2月16日 (火) 16時11分

■吉野和彦さん、はじめまして。
ようこそお越し下さいました。
身内でバタバタがあり、こちらのBlogも放置状態になり、
コメントが大変遅れまして失礼しました。

"愛TVながの"拝見しました!
ヤマケイアドバンス山岳ガイドDVD並みですね。
行く前に拝見していればもっとイメージを持てたのに、、、
と悔いてしまいました。
景色の作品も素敵ですね。
じっくり見させて頂きます。
ありがとうございました。

投稿: あひる | 2010年3月12日 (金) 01時32分

ご覧下さいましてありがとうございました。
まるで同行しているかの様な、臨場感溢れる写真群と解説、活気に満ちたコメント交流に感服致しました。

投稿: 吉野和彦 | 2010年3月14日 (日) 23時24分

■吉野和彦さん、こんにちは。
"同行している"ようにお感じ頂けたようで良かったです。
なかなか全ての山、岩場に行ける訳では無いですから
行けない方でも、そのような雰囲気を感じて
頂ければ、、、と思いながら作っています。
そろそろ"再開"しようとしていますので、
またお寄り下さい。

投稿: あひる | 2010年3月22日 (月) 08時05分

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