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2008年9月の記事

2008年9月16日 (火)

北アルプス「池」巡り

9月12~15日 北アルプス「池」巡りに行ってきました。
南部北アルプスに点在する、ひょうたん池,奥又白池,北穂池,天狗池の4池。
8月の明神岳でひょうたん池には行ったので、今回は残りの3池を縦走することにしました。8月お盆明けからの不安定な天気続き・・・1週間延期しての実施でした。
詳細レポはそれぞれのページをご覧下さい。

1 奥又白池へ
2 五・六のコルを越えて
3 北穂池(1)
4 北穂池(2) 南岳へ
5_天狗池

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2008年9月15日 (月)

池巡り-5 天狗池

・・・池巡り-4 北穂池(2) より続く

朝、南岳劇場の始まりです。
だんだんと日の出が近付いてきました。(拡大写真(1024*768)
Tengup01

富士山と南アルプス連山です。(拡大写真(1024*768)
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常念岳の肩から日が昇りました。
9_minami_sun

気持のよい朝です。
Tengup03

きれいに焼けてきました。
Tengup04

大キレットと北穂高の図ですが、ちょっとパノラマ風の写真(1024*390)にしてみました。
もう少し欲張って獅子鼻まで入れるとこんな感じ(1024*250)です。(数枚合成したのでちょっとおかしい部分あり(^^;・・・)
Tengup06

今日は天狗池経由で上高地へ下山です。南岳で再度合流した友人と一緒に下ります。天狗原分岐に向けて気持ちの良い稜線を進みます。ここの区間、ガスが無い時に通るのは初めてかもしれません。
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天狗池に槍ヶ岳が写っていることを祈りつつ。。。
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そう言えば、、、このコースを下りで使うのは初めてです。
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一昨日来越えてきた五・六のコル北穂東稜北穂池を振り返ります。
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天狗池への下りです。
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ガレ場ですが、やはり登山道。岩は安定しており歩きやすいです。
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最後に天狗池です。3回目の訪問でやっと槍ヶ岳が見れました。青空こそ無かったですが鏡のような水面に映った逆さ槍が見えたので満足です。
10_tengu

ここもガスの時しか通った事無かった・・・こんな景色だったんだ・・・
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ずっと槍ヶ岳も見えてご満悦です。
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チングルマの穂が秋の訪れを告げていました。
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横尾を通過し、今日は良く見えている前穂北尾根、奥又白池~五・六のコルを見上げます。一昨日自分が歩いた道をこうして確認出来るというのは嬉しい事です。
Tengup21

先月のひょうたん池(&明神岳)とあわせて4つの池巡りの山旅終了です。

おしまい。

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2008年9月14日 (日)

池巡り-4 北穂池(2) 南岳へ

・・・池巡り-3 北穂池(1) より続く

干上がり北穂池(一の池)と南岳のツーショットです。(拡大写真(1024*768))
一日中でも眺めていたい景色です。
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池のお水は、、、直径1m位残っていましたcoldsweats01・・・
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北穂高岳の山頂に北穂小屋がちょこんと乗っかっています。今日は暑くも寒くも無く・・・池のほとりに寝転がって静かなひと時を過ごしました。(北穂高岳拡大写真(1024*768))
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いつまでも居たいところですが、今日は連休中日。早めに南岳小屋に着かないと大混雑に巻き込まれそう・・・ 後ろ髪を引かれる思いで出発します。
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一の池から一段上がった所に二~四の池があります。
二の池。こちらもほぼ干上がり中(^^;
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三の池と常念岳です。こちらには水がありました。(拡大写真(1024*768))
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本谷左俣を挟んで南岳です。誰もいない静寂の中で一人、北穂高岳と南岳をゆっくり寝そべって眺めていられる、それはそれは別天地でした。(拡大写真(1024*768))
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逆方向から三の池。遠くに見える稜線は大キレットです。
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四の池・・・干上がってます。
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四の池から見上げた北穂高岳(拡大写真(1024*768))、立派です。これから右上に見えているコル部分まで登り返して、大キレット経由で南岳に向かいます。
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ちょっと気が重くなる登りです。
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行けども行けども・・・・・・
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やっと大キレットの長谷川ピークが見えてきました。沢山人が歩いてます。
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A沢のコルまでもう少しです。
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A沢のコル到着。四の池から1時間40分。ここで一般登山道に合流。南岳までは大キレットで難コースなのですが、北穂池から登って来ると何と歩きやすいことか・・・ 整備されている登山道の有難味を心から痛感したのでした。
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遠くに見えるグレー色のガレ場左下に北穂池がありました。
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南岳到着。北穂池から3時間10分。14時の昼食タイムに間に合いました。ラーメンの美味しかったこと・・・
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獅子鼻で寛ぐ人々。今日は本当に穏やかな天気です。私も1時間以上ここに座っていました。風も無く、暑くも寒くもなく、、、北穂池から歩いてきたコースの復習にもなりました。
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南岳山頂にやってきました。いつ見ても良い景色です。ここでも大休憩。
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常念岳の向こうからはムクムクと雲が育ってきました。
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お約束の北穂滝谷。
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今日14日は中秋の名月。きれいなお月さまが昇って来ました。(1024*768で開きます)
7_minami_moon

夕陽はあまり焼けませんでしたが良い夕暮れでした。
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夕刻18時半の南岳小屋と南岳。今日は連休中日の大混雑。テントサイトも賑わっています。15秒ほどシャッターを開いてみました。(1024*768で開きます)
8_minami_yu

池巡り-5 天狗池 へ続く・・・

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池巡り-3 北穂池(1)

・・・池巡り-2 五・六のコルを越えて より続く

朝方はガスが出たのですが、良い天気になりそうなので北穂池を目指します。
北穂高沢を登りながら昨日越えてきた前穂北尾根を振り返りました。一番左の大きなピークがⅥ峰。その右側が五・六のコルです。こうして見ると涸沢との標高差ありますね・・・
Kitahop01

1時間程登って一般登山道が南稜に取り付く鎖場に向かう辺りで、右に見える東稜に向け進路を変えます。
Kitahop02

ここから先はバリエーションルートです。指導標も何も無い、自分でルートを考えながら進まなくてはならないルートです。岩は浮き石だらけで大変不安定で、踏み跡もあまりはっきりしていません。※

直前に二組ほどパーティがいました。いずれも登攀用具を装着しており東稜ゴジラの背に向かう模様です。落石が来てもイヤなので彼らの進むルンゼを避けて右側の尾根を攀じりました。
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東稜に登ると結構なガス・・・。彼らと供に進むと、、、あれ?ここは?ゴジラの背まで来ちゃいました。
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ここで一気にガスがsun晴れてきました。ガスなら北穂池下降は止めようと思っていたのですがナイスタイミングです。少し余分に登ってしまったようですので、下降気味に進路を北穂池方向にとります。写真正面の縁まで行くと・・・
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見えました!北穂池sign01(右下隅の茶色い所)
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振り返って東稜ゴジラの背です。私の前に二組、後ろから更に二組登ってきており、取り付き部分で既に渋滞の模様・・・ しかし北穂池に向かう人は誰もおらず・・・今日もまた孤独な旅です・・・
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北穂池までは標高差400mの急な下りです。
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ガレ場を下って来ると岩角に赤いマークが・・・コースは合っているみたいですね。
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その先で沢から左に分岐する薄い踏み跡がありました。進み易い沢を離れて踏み跡に入ります。(何で入ったか、、、というと、何となくこっちっぽく感じたから(^^;))
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鬱蒼とした藪こぎです。
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正しいのかなぁ、と思っていると足元の木の下にマーク発見!宝探しみたいです・・・
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この辺りからの眺めはすごく雄大です。大キレットの向こうに屏風のように立ちはだかる南岳。普段なだらかな山に見えている南岳が立派な独立峰に見えます。
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踏み跡に導かれてガレガレのルンゼに下って行きます。所々に赤マークが見えています。
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藪を出てから下って来た斜面。かなり悪いです・・・
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廊下状に狭く大変不安定な岩場を下って来ました。下り始めはずーっと上の方です。
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眼下に北穂池。さぁ、左右どちらに下りますか? 踏み跡を見極めれば左への下降路が見えるハズです。
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天候はどんどん好転、南岳の雄姿です。(拡大写真(1024*768)はこちら
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え?さる? ってことは集団がいるってこと? あんまり嬉しくないですね・・・、こちらは一人だし。
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足下の巨岩はいずれも不安定でグラグラです。南岳に見入って歩こうものなら大怪我します。歩く時はそれ以外の事をしないこと、、、景色を見る時も写真を撮る時もしっかり停止する。これ基本ですね。そんな南岳の拡大写真(1024*768)はこちら
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好天の中、ジワジワと近づいて来る北穂池にテンションも上がります。さる軍団の中を突っ切る事になりちょっとドキドキ。
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北穂池(干上がり中!・・・)到着。涸沢ヒュッテから2時間47分でした。
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池巡り-4 北穂池(2) 南岳へ へ続く・・・

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2008年9月13日 (土)

池巡り-2 五・六のコルを越えて

・・・池巡り-1 奥又白池へ より続く

ここから先はバリエーションルートです。指導標も何も無い、自分でルートを考えながら進まなくてはならないルートです。岩は浮き石が多く、踏み跡も場所により不明瞭です。※

中畠新道と別れ、草付き斜面を進んでいく道筋が見えます。これからこちらに向かいます。
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そばに行くとこんなところです。足元は結構ガレており不安定。雨ということもあり大変滑り易かったです。正面に見える林は左側(上部)を巻いていきました。この辺りはいくつも分岐する踏み跡がありました。
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すると奥又白谷上部のガレ場にぶつかります。とても分かりにくいですが、ガレ場の向こう側に薄黄色い「○」マークがつけられていました。
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ガレ場を渡って振り返った図です。こちらからですと「○」マークが良く分かりますね。
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一つ小さな沢を通り越し、小尾根を乗っ越すと、これから詰める沢が見えてきました。遂にガスが湧いて来ました。
Okumata251

沢に入り振り返った図です。一歩踏み出すとザザーッと崩れるザレた沢で、コース取りに気を遣いました。
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しばらく進むと左手に雪渓が現れました。先ほど遠望した雪渓です。計画ですとその脇から小尾根に取り付き・・・。
小尾根を見上げるとガスで視界は効きませんが、何となく踏み跡らしきものが見えています。尾根上に登れば踏み跡はしっかりするハズです。
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ふと足元の草の下を見るとコケの中に昔の黄色い矢印が・・・ どうやらコース的には正しいようです。
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小尾根に登りました。ガスの中不気味な岩峰が聳えます。
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かなりしっかりした踏み跡に導かれて登り続けます。なんとなく不気味な天気で、雷来ないだろうなぁ、早く涸沢着きたいなぁ、と思いながら歩き続けていました。
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小尾根を詰めると五・六のコルに向けてのトラバースが始まります。雨で滑りやすいだけに注意しながら沢の源頭部をへつって行きます。
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ガスが少し薄くなってきました。明るい部分が五・六のコルのようです。
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最後の詰めです。
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突然ガスが途切れ前穂Ⅴ峰が姿を現しました。登り始めている人が一人見えます。この時間からどこに行くんだろう?? 徳沢ロッヂから涸沢まで、今日出会ったのはこの登山者だけでした。
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最後に詰めた源頭部です。左奥にちょこんと見えている尾根からトラバースしてきたことになります。
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五・六のコル到着です。のんびり景色を見ることも無く、道迷いも無かったので11時21分に到着。奥又白池からは1時間36分でした。 ここまで来れば一安心、涸沢までは1時間程下るだけなので大休止します。背後は前穂Ⅵ峰への道、見晴らしも悪いので登るのを止めました。
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涸沢までの下りです。かなり下った所で五・六のコルを振り返りました。
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斜度が緩むに従いガスが濃くなってきました。磁石とGPSで方向を確かめながら進みます。
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途中雷鳥らしき声にひかれて散歩しながら下って行くとガスも晴れて12時46分涸沢到着。早々にチェックインです。
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徳沢ロッヂで見た天気予報は昨晩のものだったようです。悪天候は半日前進していたようで午後からはガスも減って来ました。

今日は連休初日、大混雑で一足早くテントの紅葉です。ナナカマドの実もきれいですね。(もう少ししたらこんな紅葉(2004/9/26撮)になるんですね・・・)
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夜、テントの明かりが綺麗です。涸沢小屋が宙に浮いているようで幻想的な景色でした。
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池巡り-3 北穂池(1) へ続く・・・

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池巡り-1 奥又白池へ

・・・北アルプス「池」巡り より続く

奥又白池を越えて涸沢までが1日目ですが、昼過ぎまでには通り抜けたいため徳沢で前泊です。で、前日の9月12日。大正池から見た穂高,明神です。いやぁ、良い天気です。上高地で天気良い時はだいたい翌日天候が崩れるというジンクスがあひるにはあるんですね。インフォメーションセンターで聞くと明日は午後から雨との事、、、バリエーションルートで雨はいやだなぁ、と思いつつ入山です。
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早々に徳沢ロッヂ到着。入浴後河原まで散歩に来ました。いつもは登山道から遠く眺めている徳沢のケショウヤナギの傍に来てみました。威風堂々とした枝っぷりです。
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今日はとてもおだやかな陽気。夕食時間までゆっくり河原で過ごしました。ケショウヤナギと会話するあひるの図です。
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9月13日
5:30に徳沢ロッヂを出発。
一歩出ると、、ん?小雨? 前穂高岳が異常な色に焼けています。ロッヂで見た天気予報でも今日は午後から雨との事だったのに・・・嫌な予感を感じさせる日の出です。
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新村橋をから今日進むルートを望みます。正面に見える前穂北尾根を越えて行きます。裏側が涸沢です。
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奥又白池に向かう中畠新道は中央の尾根上を一気に登って行きます。左端のピーク上に奥又白池、北尾根右端の切れ込んだコルが五・六のコルです。既に前穂高岳主峰にはガスがかかり出しています・・・
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以前涸沢からパノラマコースを下った時には気づかなかったのですが、こんな碑があったのですね(銘板の拡大)。
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ここで一般コースであるパノラマコースと分れて中畠新道に入ります。真ん中の岩場部分をへつって尾根に取り付きます。のっけから劇急登でございます。
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踏み跡はかなりしっかりしており一般登山道並ですが、藪がきついです。。。実は雨がかなり本降りになっています。(雨+人のあまり通らない道)×藪=ビショビショ、で最悪です・・・
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樹林帯から出ると、松高ルンゼが左から近づいて来ました。ちなみに松高ルンゼとは松本高校の略だそうな・・・
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松高ルンゼから分れた沢沿いに進みます。
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最後の樹林帯に突入。雨が止みそうも無いため、林の中で立ち止まって朝食を食べました。
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ガレ場を通過すると尾根上に宝の木が見えてきました。あの木の向こうが奥又白池です。
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これから進む五・六のコルへのコースです。ガスで視界が閉ざされそうな気配ですので、今のうちに進むコースの予習。少し残った雪渓の上部部分で、沢の右側の小尾根に取り付くことを把握します。
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五・六のコルへの分岐を過ぎて奥又白池に向けて草付きを斜上していきます。
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そして登りきると奥又白池に到着です。パノラマコースと分れてから食事含めて2時間20分でした。奥又白池のパノラマ写真(1024*348)も用意しました。
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奥又白池と前穂北尾根です。(1024*768で開きます)
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こんな天気ですので前穂高岳主峰はガスの中。沢筋からどんどんガスが上がって来ていますのでそろそろ視界も閉ざされそうです。

しばし雨も上がり、おだやかな水面に宝の木がその影を写しています。
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40分程池の周りをフラフラし涸沢に向かいます。また晴れた時にゆっくり来たい所でした。

池巡り-2 五・六のコルを越えて へ続く・・・

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