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2007年9月 2日 (日)

大雪山(黒岳,旭岳) カムイミンタラ~神々の遊ぶ庭~

北海道は大雪山に行ってきました。 層雲峡から入り、黒岳~間宮岳~旭岳と縦走して旭岳温泉そばの姿見に下るコース、入山下山ともにロープウェイを使う一日コースです。既に黒岳石室付近では日本一早いmaple紅葉が始まりかけていました。

黒岳ロープウェイを降りた所は五合目。眼前に黒岳(1984m)が聳えます。ここから更にリフトで七合目まで上がります。写真右下に見えている建物が黒岳ペアリフトの降り場、七合目です。
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コースの確認です。地図左下、黒岳リフトから入り、青い実線沿いに雲の平、中岳、間宮岳を経由して、右上旭岳、姿見の池までの一日縦走コースです。(地図をクリックすると大きめに開きます。この地図、下が北になってます。)
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黒岳リフトを降りた所にある七合目登山事務所です。この建屋の軒先を通って登山開始です。
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しばらく行くと一気に景色が広がります。遥か眼下、左右に長く深く切れている谷が層雲峡です。
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1時間少々で黒岳山頂(1,984m)に到着。眼前に大雪の山々が広がります。これだけの標高でも北海道では既に森林限界を越えているのです。
さぁ縦走開始!目指す旭岳は左奥の緩やかなピーク間宮岳の裏になります。(ここからは見えません)
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一旦黒岳から下ります。先ほどは三角ピークに見えていた黒岳も後ろから見ると緩やかな高原の一部のようです。
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下りきった所に黒岳石室があります。避難小屋なのですが、夏の間は管理人さんが常駐し、シュラフのレンタルや飲食物の販売も行っています。
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向こうに広がる緑の大地、雲の平に向け歩みを進めます。右のピークは北鎮岳(2,244m)です。
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巨大な中央火口が見えてきました。
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正面の緑が切れている所までちょっとしたガレ場を進みます。
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上まで来て振り返った図です。正面の丘の上、四角く出っ張ったピークが黒岳です。
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お鉢平展望台 に着きました。
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お鉢とは巨大な中央火口の事です。火口底からは今も噴気が上がっており、時として硫黄臭が漂って来ます。もちろん立入禁止です。写真真ん中辺りには「有毒温泉」という温泉が湧いており、強力な毒性を持つ硫化水素ガスが噴出しているそうです。(過去、この鉢の中に入り無くなった方もいるようです。怖!)
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まだ9月2日なのに、、、ウラシマツツジが既にmaple秋の装いでした。
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ここからはお鉢の縁を進みます。うー、登りだ・・・
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登り切る頃、緩やかな間宮岳の背後に、目指す旭岳が姿を現しました。
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変な形の岩・・・
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中岳(2,113m)。一枚上の写真、右側に見えているピークです。
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アップダウンを繰り返しながら進みます。(左下はお鉢です)
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裾合平への分岐点です。裾合平方面へ40分程行くと、中岳温泉という野湯があります。時間があれば寄りたい所ですが・・・ちょっと無理。
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間宮岳への長い登り道。
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途中から見下ろした雄大なお鉢(中央火口)全貌。綺麗な緑の絨毯と有毒温泉、美しくも不気味な景観です。真正面の四角いピークが先ほどいた黒岳ですね。
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山頂らしき指導標が遠くに見えてきました。ガスに巻かれたら道を失いそうで怖いです。
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間宮岳(2,185m)です。この指導標が無ければここが山頂とは判りません。
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北海岳に向けてお鉢を巡る道と別れて、旭岳に進路をとります。
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なんかキツそうな登りが控えてます・・・その前にだいぶ下るのも気が重い。拡大してみると山頂には多くの人が見えています。
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だいぶ登ってきました。結構足元がズルズルと滑りやすい急登道なので疲れます。
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旭岳(2,291m)に到着。大雪火山帯の主峰であり、北海道の最高峰です。
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(※2,290mとされていましたが、2008年国土地理院により2,291mに改定されました)

登って来たのと反対側を見下ろすと「地獄谷」が広がっていました。
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姿見ノ池(左下)、大雪山旭岳ロープウェイ姿見駅(中央上部)が見えています。
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1時間少々の大休憩の後、姿見ノ池に向け下山開始。
「カムイミンタラ-神々の遊ぶ庭-」と言われるにふさわしい大樹海が広がっています。
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こちらにツンと見えるのは忠別岳(1,962.6m)。
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そして正面にはトムラウシ山(2,141m)。
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登山道は稜線にS字を描きながら下っています。
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少し下ると有名な「金庫岩」がありました。
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巨大な金庫という感じでしょうか(^^;
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こちら「ニセ金庫岩」。登山道はここで180度折り返します。悪天候時、上の金庫岩と間違って横を直進しないよう、今はロープがビッチリ張ってあります。昔発生した有名なSOS遭難事件はこの金庫岩間違いが遭難の原因とされています。
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足場はあまり良くありません。
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遠くから見た「金庫岩」。はっきりそれと判りますね。
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噴気孔から勢いよく吹き上げる蒸気。音もかなりでした。
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火山性のザレ場をひたすら下ると・・・
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一変、穏やかな姿見ノ池に到着です。
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水と緑があると落ち着きます。
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風が収まると、旭岳の姿がきれいに池に映りました。
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チングルマの穂が風に揺れていました。真夏であれば素敵なお花畑でしょう。
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このあたりはヒグマの生息地です。行かれる方はくれぐれもご注意を・・・
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おしまい。

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コメント

あひるさん、お忙しい中レポありがとうございました!
お天気に恵まれてうらやましいです。
広々としてちょっと乗鞍岳を思わせますね。確かにガスったら迷いそうです。
ニセ金庫岩に騙されないよう注意したいと思います。
私もこんな天気に歩きたいな~

投稿: たけ | 2010年7月29日 (木) 00時41分

■たけさん、こんにちは。
長い縦走コースの一部でもイメージして頂けたでしょうか?
2,000m前後なのに森林限界を越えていて、
確かに乗鞍岳稜線のような雰囲気ですね。
お天気の方、、sun良い方に変わってきましたね!
是非トムラウシの絶景をレポして下さい!
ナキウサギにも会えると良いですね。

投稿: あひる | 2010年7月30日 (金) 00時23分

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