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2007年8月 5日 (日)

北鎌尾根-9 独標ピークへ

・・・北鎌尾根-8 独標トラバース より続く

12:28 行き止まった所はこれまた有名な残置ハーケンのあるチムニーの登り口。誰でも簡単に登れそうに見えますが、高さは3m弱あり垂直。足をかける場所によっては登るのに難渋するかもしれません。写真を撮っている私の背後は絶壁ですから、失敗して落ちるとバウンドして谷底行きです(^^;。 さっさとA0でクライミングさせて頂きました。(26)
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12:32 チムニーを越えると大きなスラブ状の岩場に出会います。ここを直登すると独標ピークに向かえます。(ヤマケイのDVDでもここを直登されていました(^^)...) 天狗の腰掛以前はへたっており独標は巻くつもりでいましたが、岩場に入って元気が出てきました。 時間にも余裕が出たため、独標ピークを踏むことにし、写真中央を真っ直ぐに稜線目指して登ります。(27)
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少し登って眼下を見ると、独標を巻いていく踏み跡が続いていました。
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10分程直登すると稜線に出ました。槍ヶ岳はガスの中ですが、これこそ北鎌尾根という岩稜帯が眼前に現れました。ここから5分程北側に戻ると独標のピークです。
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東鎌尾根もいつもと違う角度から見えて新鮮です。
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どんどん良い天気になってきました。独標から北側を眺めた図です。遠く針ノ木岳が見えています。
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独標ピークにある草地です。今までの岩稜帯がウソのような穏やかな場所です。
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独標(P10)ピークから登って来た北鎌尾根を振り返りました。こちらも大きな画像(1000*750(165KB))を用意しました。(ヤマケイDVD添付地図、国土地理院の地図、GPSトラックを見比べるとどうもP9と天狗の腰掛が違うピークのように感じます。実のところはどうなんでしょうね?)
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今朝方下って来た貧乏沢が良く見えています。表銀座稜線から大天井岳の眺めも最高です。
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反対側には硫黄尾根を挟んで裏銀座の稜線が続いています。
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そうこうしていると槍ヶ岳のガスも飛びました。今まで見た事もない荒々しい槍ヶ岳の姿です。こちらも大きい画像(1000*750(139KB))を用意しました。 ところで、どれが大槍,小槍,孫槍,曾孫槍か分かりますか?答は説明付き画像(1000*750(145KB))をどうぞ・・・
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独標ピークから続く北鎌尾根岩稜帯です。
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独標ピーク到着は12:42。トラバース開始から32分で着いてしまいました。 北鎌のコルからも2時間42分とまぁまぁのペースまで上がりました。

・・・という訳で、草地でしばらく昼寝です。あーここで一日ゆっくりしたい・・・
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北鎌尾根-10 岩稜帯(1) へ続く・・・

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コメント

「独標ピークの草地」って最後の楽園ですね。凄い写真で見られただけでも幸せになれました。ここ北鎌尾根稜線から見る槍ヶ岳は本来の荒々しさを持ってますね。播隆上人になったような気分です。

投稿: takebow | 2007年9月12日 (水) 16時24分

こんにちは、なめたけです。
私は、独標ピーク到着が15:45、北鎌コルから3時間15分掛かっています(^^;。腰砕けでフニャフニャになりながらテントを張りました。

しかして、稜線を眺めてもアヒルさんは見当たらず、振り返って天狗の腰掛にもビバークする者は夜になっても現れず、ロケーションは最高だけどちょっと寂しかったな~。

投稿: なめたけ | 2007年9月12日 (水) 16時28分

■takebowさん、こんにちは。
本当に不思議ですが、ここにだけ芝地があります。激しいコースの中にあって"楽園"というのは良い表現ですね。  独標から見る槍ヶ岳・・・この荒々しさは一見の価値ありです。私もしばし見とれてしまいました。

投稿: あひる | 2007年9月12日 (水) 23時52分

■なめたけさん、こんにちは。
その後ヤマに行かれていますか?
貧乏沢での落石もあり、かなり大変だったみたいですね。 私は急登の連続でへろへろ状態でした(^^;。
15:45頃はあひるは北鎌平から槍のピークに向かっていた時間、ちょうどきれいに晴れていた頃ですね、、、だからきっとなめたけさんの視界に入っていたと思いますよ(^^) 私も16時前後に独標方面を撮った写真が何枚かあったので、思いっきりアップにして見てみましたがなめたけさんの姿は見えませんでした。もし独標のピークに立っておられたらきっと写っていたと思いますよ。
一人きりの独標は素敵な反面確かに少し寂しいですね・・・

投稿: あひる | 2007年9月13日 (木) 00時16分

北鎌の独標って、荒々しさと長閑さが同居している感じですね。
あひるさんが昼寝をしたくなる気持ちが分かりそうです。(笑)

投稿: 寅次郎 | 2007年9月14日 (金) 22時19分

■寅次郎さん、こんにちは。
雄大で荒々しい景色に囲まれたオアシスみたいな所です。時間に追われてさえいなかったら本当に一日ゆっくりしたい、そんな場所です。(もちろん悪天候だったら地獄でしょうけれど・・・(^^;)

投稿: あひる | 2007年9月16日 (日) 00時06分

初めまして、今回(2010)北鎌をトライするに当たって貴殿の記録を何回も検証して脳裏に叩き込みました。無事生還しました。有難う御座いました。お蔭様で二つの記録を頂きました。一つは最高齢単独縦走記録ともう一つは槍穂先から立ち上る虹の記録です。とにも角にも貴殿のことこまかい記録画像は今後縦走される諸君には守り神となると思います。有難う御座いました。

投稿: si-mamede | 2010年8月17日 (火) 15時41分

■si-mamedeさん、こんにちは。
まずは北鎌からの槍ヶ岳登頂おめでとうございます。
また最高齢単独縦走記録、併せてお祝い申し上げます。
si-mamedeさんの事は、数日前の大天井ヒュッテの記事
掲載されているのを拝見しておりました。
その山行の中で、あひる山行記が活かされていたとは・・・
嬉しい限りでございます。
お役に立ちましたでしょうか?
こちらこそ、ありがとうございました。
今後ともお元気で、実り多き山行をお続け下さい。
ワタシも、もっとお役にたてる記事を
掲載してまいります。

投稿: あひる | 2010年8月18日 (水) 00時53分

大天井ヒュッテ壮主の小池さんに認められて嬉しいです。完走後お礼にと立ち寄りましたら、翌朝貧乏沢を下る中高年組二人が下調べしたおりました。中房の途につき天井岳の巻道を登って20分経ちましたら、後から私の忘れた手袋を息を切らして届けてくれたあの方。20分と言いば一山超える距離です。この手袋は記念になるボロボロものでしたが山男の心情に触れ、すがって男泣きしました。これも皆さん山男のお蔭です。余談失礼しました。有難う御座いました。

投稿: si-mamede | 2010年8月18日 (水) 06時48分

■si-mamedeさん、こんにちは。
最近は下調べをする事無く、フラッと山に行く方も多いようですが、北鎌のように、コース、天候を調べて確認して計画を綿密に立てて向かう山行は素晴らしいですね。その分リスクも大きいですが、行った後は大きな自信になります。si-mamedeさんは更に"スーパー伝説"も作ってしまいましたね!
「手袋」の物語も心温まるものがありますね。以前丹沢近郊の某山で、山頂小屋にシャツを忘れた方を追いかけて(ほんの数分ですが)駆け下りてお渡しした事を思い出しました。このような人の気持ちの触れ合いが残っている山男&山女の世界はある意味素敵だと思います。

投稿: あひる | 2010年8月19日 (木) 07時09分

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