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2007年8月 5日 (日)

北鎌尾根-5 北鎌沢右俣(2)

・・・北鎌尾根-4 北鎌沢右俣(1) より続く

8:41  (2,200m)北鎌のコルまであと標高差270m程の地点です。
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ひたすら急登が続きます。
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9:18 (2,340m付近) 下の方を撮った写真ですが・・・はい!実は道間違えました(^^;。 あれほど「最後の一つ前以外は右に進む!」と思っていたのに、そのまた一つ前の分岐を左に行っていました。そう言えば「これは分岐と言える程の枝沢では無い」と感じた沢がしばらく手前にありました。
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なぜそれに気づいたかと言うと・・・

9:23 あらら・・・何やら怪しい踏み跡が左岸を直上する感じで現れました。
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見上げると、かなりの人が通った形跡があります。また、次の目的にしていた木の丘がはるか上、ちょうど正面に見えています。方角的にはこちらが正しそう・・・
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2分程考えていると足下に赤いテープ発見・・・ もう一つテープを巻いた石もありました。
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と、いうわけで草付を思いっきり直登します。
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30m程直登すると、水平に横断する踏跡に出たので、今度は40m水平移動。

9:31 再び右俣本流に戻りました。時間的には少しでしたが余計な体力を使いました・・・   この景色を過ぎて次の分岐が左へ向かう部分です。
Kitakama059

ここまで登っても水が出ていました。雨の恵みです。顔を洗って喉を潤します。
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9:36 ここが左への分岐ですね。右は険悪な沢に進んでいました。「分かれば右に行くハズなんてないなぁ、」と思いながら左に進路を取ります。(直前間違ったのにいい気なもんです)
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9:38 北鎌のコルが眼前に見えてきました。ここがコル直下の最後の分岐です。右の沢は草に隠れてよく見えません。大天井ヒュッテのページに掲載されている情報ですと分岐がはっきり分かりますね。行く時期により景観もルートも変わってしまう事があるからルートファインディングが重要なのです。
※最後の分岐を間違い、事故になるケースが多いため、2010年8月大天井ヒュッテによって「×」マークが付けられました。※
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少し進み、中央の岩稜に登ります。
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9:43 登って来た北鎌沢右俣を振り返りました。
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9:47 (2,470m)北鎌のコルに到着です。・・・登りはキツいです・・・途中6回で合計32分も休憩取っていました(^^;ので、2時間42分かかりました。
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天上沢側眼下を見下ろしたところです。北鎌のコルでしばし休憩です。
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しかし過激な登りはこれからなのでした・・・

※反省を含めて途中どう間違ったかですが、、、GPSのトラックデータを見ると一目瞭然。完全に左の沢に入っていました(写真のサムネイルが数枚ある部分です)。歩いている時は進路が正しいと思っていますし、GPSにはこんなきれいな地図は出ていませんし・・・よ~く地図を見ると微妙に沢が分かれているのも分かりますが、まぁ、結果論です。
Mistake

北鎌尾根-6 天狗の腰掛に向けて へ続く・・・

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コメント

GPS,良いですね。このようにコースアウトしているのが分かるなんて。でも流石、あひるさん。慌てず騒がず対処されているのにひたすら感服しました。

投稿: takebow | 2007年8月22日 (水) 20時34分

あひるさん、詳しいご回答、どうもありがとうございます。
いや〜、本当に参考になります。
やはり、色んな場面を経験されている方ならではの視点がとても参考になりますね。
北鎌のDVDも参考になることはなるのですが、あひるさんのレポートの方が色んな意味で参考になります。
どうもありがとうございます。
これから北鎌尾根核心部!楽しみにしております。

投稿: 寅次郎 | 2007年8月22日 (水) 22時54分

■takebowさん、こんにちは。
いえいえ感服だなんて・・・確かに慌ててはいませんが落ち込んでますよ(^^;。あれほど「右」と考えていたのに「左」に行った訳ですから。 歩いている時は真っすぐに進んだと思っていても実際は方向が微妙にそれている事ってありますよね、そのような時GPSでトラックを録っていると後から地図見ながら反省出来るので便利です。

投稿: あひる | 2007年8月23日 (木) 00時35分

■寅次郎さん、こんにちは。
北鎌のDVDは私も見ました。雰囲気の把握や空撮は大変役に立ったのですが、部分部分をピックアップしているので、見えていない部分はどうなのか、が余計不安になったりしました(^^)。でもDVDのアドバイスが役立った所も何か所かありましたよ。 いよいよ尾根上に出ましたが天狗の腰掛までは北鎌沢以上に厳しい登りでした。(ビバーク仕方なしを覚悟した辺りです。)随所に核心部分が出てきますのでお楽しみ(?)に。 

投稿: あひる | 2007年8月23日 (木) 00時44分

あひるさん1ヶ月ぶりのメールです。
私もこの夏に北鎌沢右股で迷いました。そこは“北鎌のワナ”と呼ばれている所です。2/3位登った所で右からルンセ状の落ち込みがあり登って行くと岩に阻まれました。岩にはハーケンが2本と捨て縄がありました。また直下にはボロボロの帽子とマップケースが落ちてました。間違いだと気付きずり落ちながら戻りましたが1時間のロスでした。これから訪れる方も注意して下さい!ここは何年か前に死亡事故が起きています。

投稿: しんどい | 2007年9月 7日 (金) 21時00分

■しんどいさん、こんにちは。
北鎌のワナ、、、行く前から気にかけていた所ですが、結局どこだか分からなかったです。2/3登った辺りとはどの辺りでしょうか? 私の写真には載っていない所ですよね・・・   それにしても戻られて良かったです。ヤバイと思った時にキツイと思っても分かる所まで戻るというのは基本なのですが、時間的体力的に追い込まれていると一瞬躊躇してしまいます。やはり"基本"大事ですね。

投稿: あひる | 2007年9月 8日 (土) 07時29分

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