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2007年8月 6日 (月)

北鎌尾根-13 槍ヶ岳山頂へ

・・・北鎌尾根-12 岩稜(3) より続く

最終章は北鎌平から槍ヶ岳山頂までです。
時間に追われながら歩いて来たものの、ここまで来ると「あー、いよいよ終わっちゃうんだなぁ・・・」と無性に寂しくなりました。下記地図の番号(=写真脇の番号)が其々の撮影場所です。
Iwa_route4
(地図の作成にはDAN杉本氏によるカシミール3D山旅倶楽部の山旅地図を利用しています)

北鎌平、真ん中の大岩の右側に広いスペースがあり、ゆっくり寝ころんで休めました。
Kitakama168(4-1)

「ここが北鎌平」と赤い字で書かれていました。
Kitakama170(4-3)

さぁ、最後の一登りです。15:35出発。
Kitakama169(4-2)

上の写真で小さく見える岩も傍に行くとこんな感じの巨岩です。かなり巨大な岩でも、乗るとグラッとか動くものがいくつもありました。
Kitakama171(4-4)

東鎌尾根が眼下になってきました。ヒュッテ大槍からこちらの姿が見えるかな?
Kitakama172(4-5)

どこをどう登るんだろうという感じです(^^;(拡大写真
Kitakama173(4-6)

間近で見た「ハサミ岩」です。
Kitakama175(4-7)

穂先が近付くにつれ一段と急さが増して来ました。(拡大写真) 登れる所がコースなのです。
Kitakama176(4-8)

北鎌平もだいぶ遠ざかりました。
Kitakama177(4-9)

また東鎌尾根・・・(^^;
Kitakama178(4-10)

天上沢を隔てた表銀座、その向こうには常念岳が見えています。
Kitakama179(4-11)

歩いてきた北鎌尾根です。(拡大写真
Kitakama180(4-12)

まだまだ登ります。(拡大写真
Kitakama181(4-13)

上の写真部分の斜度。実はかなり急なんです。(拡大写真
Kitakama182 (4-14)

昔勝手につけられた赤ペンキが一部残っていますが、無視して直上します。
Kitakama183(4-15)

最初のチムニーです。(拡大写真
Kitakama184 (4-16)

次に現れるのが有名なチムニー(拡大写真)。ここを登れば山頂です。 真中に見えている残置スリングまで3m程の高さがあります。チムニーに入り込もうとするとザックが引っかかってしまうので、あひるは一歩登った後、右側の大岩側を攀じりました。(1年前に槍ヶ岳登った際ここまでは下見に下ってみました(昨年の写真)。
Kitakama185 (4-17)

上から見下ろした所。残置スリングが右に見えています。攀じっている時に下を見ると結構高さがあります。で、はるか下の方まで見える、、、というか、落ちたら下まで転がり落ちちゃいますね・・・(拡大写真
Kitakama186(4-18)

16:19槍ヶ岳山頂到着! 北鎌平から44分でした。
Kitakama187(4-19)
大天井ヒュッテから11時間34分(移動時間:10時間5分/休憩時間:1時間29分)の一人旅でした。もちろん結構疲れました。じゃあもう行きたくないか、と聞かれたら、、、また歩いてみたいですね。コースと時間と疲れ具合が分かったので、今度はまた違う北鎌尾根の顔を見てみたいな、と思います。

北鎌尾根14 エピローグへ続く・・・

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コメント

「上から見下ろした所」が圧巻ですね。この景色は見たことがあります。まさかここを登るとは、と思ったモノです。ついに最終章、リクエストしておきながら、寂しくなります。やはり写真の迫力がスゴイです。GPSと地図の利用という新境地を開かれましたね。今後も期待しております。ホントお疲れ様でした。

投稿: takebow | 2008年1月 7日 (月) 20時36分

■takebowさん、こんにちは。
いえいえ、ご覧頂く方がおられたから最後まで掲載出来たようなものです。ありがとうございました。新境地ですか(^^;、、、新たなコースはどこにしましょう・・・次は北穂池辺り行ってみたいですね。。。

投稿: あひる | 2008年1月 8日 (火) 00時29分

お疲れ様です。
自分でも登ったような気分にさせていただきました。
いや〜、本当に楽しかったです。
北鎌をリアルに感じられました。
いつか僕も行ってみたいです。

投稿: 寅次郎 | 2008年1月10日 (木) 22時09分

■寅次郎さん、こんにちは。
お付き合い頂きありがとうございました。
岩ばかりなのであまり変わり映えが無かったかもしれませんが、そんな所なんだなぁ、と感じていただければ幸いです。
是非リアル北鎌目標にして下さい。

投稿: あひる | 2008年1月11日 (金) 01時19分

あひるさん!明けましておめでとうございます。ついに完登ですね。私、この辺りは時間が気になり必死でした。「日没までに上のチムニーを越えないとえらいことになる。」とそればかり考えていました。ところで、あひるさんの記録ではチムニーは二つですが、私は三つ登りました。あひるさんの二つのチムニーより更に下にもう一つありました。大槍の基部から左に回り込み“穂先は近いぞガンバレ!”のプレートを過ぎて直ぐ上でした。グレードは上の二つより少し易しい程度でした。まあ、この辺りは“どこでも好きな所を登れる”ということでしょうか?私も今年、天気が良ければもう一度北鎌に登ろうかと考えています。今度は北鎌沢出合でビバークして余裕を持って登りたいです。大天井ヒュッテからは結構辛いですね。ヒュッテから北鎌沢までの3時間が終盤に堪えてきます。あひるさん!北鎌の連載、ありがとうございました。毎回、楽しみにしていました。

投稿: しんどい | 2008年1月12日 (土) 08時52分

■しんどいさん、こんにちは。
明けましておめでとうございます。遂に年越してしまいましたがやっと山頂です(^^;
お付き合い頂きありがとうございました。
"穂先は近いぞ・・・"プレートは私は見ませんでした。そんなチムニーがあったんですね・・・  私もしんどいさんと同じく、次回は北鎌沢出合でビバークしてユックリと北鎌尾根を楽しみたいと思っています。やはり時間に追われると忙しいですからね。上のプレートも次回は見たいし・・・
では・・・何時か北鎌尾根でお会いしましょう(^^)

投稿: あひる | 2008年1月15日 (火) 00時32分

北鎌尾根 すごいところですね。
昔 新田次郎の山岳小説をいろいろと読みふけったので こんなところだったのかと思って
ブログを見ていました。
ほんとに岩ばっかりですね。こんなところを
長時間登って行くなんてすごいです。

投稿: tunn | 2008年1月18日 (金) 23時55分

■tunnさん、こんにちは。
あひるの世界にようこそ(^^)。
岩だらけで変わり映えのしない写真ばかりだったと思いますが、ご覧頂きありがとうございました。新田次郎を読まれていたんですか・・・ 一人で行ってきたというと、友人からは"孤高の人ですね"と言われました。夏でこれだけ厳しいコースなのですから冬は本当に怖い所なのでしょう。是非槍ヶ岳山頂まで行って、このコースを眺めてみて下さい。それだけでも感動出来ますよー。

投稿: あひる | 2008年1月20日 (日) 23時36分

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